【尿路上皮がん・前立腺がん】

犬BRAF遺伝子変異検査

用途
尿路上皮癌・前立腺癌の診断補助
検査内容
犬の尿路上皮癌および前立腺癌の腫瘍細胞では BRAF 遺伝子の特定領域(コドン595)に高率で点突然変異(V595E)を有します。犬BRAF遺伝子変異検査は、この変異の有無を検査します。したがって本変異が検出されれば、尿路上皮癌または前立腺癌であるとの診断を支持する証拠の一つとなりえます。
なお、本検査はリアルタイムPCR法にておこないます。6~7割程度の症例でBRAF遺伝子の変異(V595E)が見られます。
対象
全犬種
報告様式
「陰性(変異を確認せず)」
「陽性(変異あり)」
材料・検体量注意事項
○尿沈渣・・・尿量2~10ml程度から得られる尿沈渣
○組織・・・パラフィン切片も可。連続切片5枚程度
輸送方法
冷蔵
検査日数(営業日換算)
4日
関連する検査

犬HER2遺伝子コピー数異常検査