【リンパ系腫瘍】

犬リンパ系腫瘍マイクロサテライト解析

用途
従来のクローン性解析でクローン性が検出されず 「陰性」との結果がでた場合の追加検査
検査内容
リンパ系の腫瘍が疑われる症例において、従来のクローン性解析でクローン性が検出されず 「陰性」との結果がでた場合、主に
  1. non T non B型であることなどを原因とする偽陰性による
  2. リンパ系腫瘍ではないことを意味する
の2つの可能性が残り、両者の区別ができないという問題がありました。
このような場合、本検査を追加実施することで、病変が「腫瘍性増殖」であることを証明できることがあります。
対象
全犬種
報告様式
「陽性」 「陰性」
材料・検体量注意事項
 腫瘍部位と正常部位の2検体が必要です。
<腫瘍部位>
 ○FNA、FNB・・・0.3ccの生食に懸濁
 ○病理標本・・・パラフィン切片を厚め(5μm以上)に薄切したもの数枚
 ○その他切除病変
<正常部位>
 ○口腔粘膜スワブ  (推奨)
 ○EDTA全血(腫瘍を含まないもの)・・・0.3cc
輸送方法
冷蔵 (病理標本は室温でも可)
検査日数(営業日換算)
10日
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リンパ球クローン性解析

*本検査は犬リンパ系腫瘍クローン性解析の追加オプションです。クローン性解析実施後にご利用を検討されることをお奨めします。

*ご利用に際しましては技術情報の留意点を必ずご確認ください。